被災地・東松島で慰霊碑除幕式

 宮城県東松島市東名地区で、東日本大震災の犠牲になった住民143人の名前が刻まれた慰霊碑の除幕式が、遺族ら約180人が参列して行われました。

 慰霊碑は、地区の互助組織と区長会が集めた約400万円の寄付金によって共同墓地の一角に建立されました。高さ約1.8メートル、幅約3.6メートルの黒御影石の碑の裏には「強い地震後、速やかに高台に避難せよ。後戻りはするな」と、後世への警鐘が記されています。

 東日本大震災では、津波によって多くの人命が失われました。津波警報は出ていたものの、過去の警報で実際には大した津波が発生していなかった事もあり、多くの人が危機感を持っていなかったために避難が遅れたと言われます。また、第1波が引いた後に家に戻ろうとして第2、3波に襲われたケースもあったとか。
 「強い地震後、速やかに高台に避難せよ。後戻りはするな」は、大原則として伝えていかなければならないでしょう。