人気高いフランシスコ法王

 ローマ法王庁が2日に発表した所によると、ローマ法王フランシスコが昨年3月に就任して以来、昨年末までにミサなどでバチカンを訪れた信者らは約662万人に上り、前法王ベネディクト16世が在位中だった2012年の約230万人を大きく上回ったそうです。

 日本でローマ法王と呼ばれますが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨しています。この教皇は、キリスト教の高位聖職者の称号ですが、カトリック教会全体の首長という宗教的な地位のみならず、ローマ市内にある世界最小の独立国家バチカンの首長という国家元首たる地位をも担っています。
 フランシスコは第266代ローマ教皇で、ベネディクト16世が2013年2月28日をもって生前退位したことを受け、その後継を選ぶために同年3月12日より実施されたコンクラーヴェで選出されました。アルゼンチン出身で、史上初のアメリカ大陸出身の教皇であり、イエズス会出身の教皇でもあります。

 貧困問題を抱える南米出身で、会見では「私は貧しい人々による貧しい人々のための教会を望む」と述べるなど、庶民派の教皇として人気が高いのだそうです。また本人は選出以降、自ら「教皇」を名乗らず、一貫して「ローマ司教」の呼称を用い、教皇紋章の装飾のある伝統的な教皇の椅子も使用していないそうです。