コインチェク、仮想通貨580億円分が流出

 26日夜、仮想通貨の 大手取引所「コインチェック」が外部からの不正アクセスを受け、約580億円分の仮想通貨が盗まれたと発表しました。

 仮想通貨は数百種類あると言われますが、コインチェックで扱っているのはその内13種類。盗まれたのはNEMと言う仮想通貨で、全て顧客から預かったものです。

 同社によると、不正アクセスは26日の午後3時頃から複数回に渡って行われ、預かっていたNEMのほぼ全額が流出したと言う事です。不正アクセスに気づいたのは8時間後で、急激に残高が減少している事で発覚したそうです。

 NEM以外の仮想通貨には被害が確認されていないと言う事ですが、同社は27日から全ての通貨について出金を停止、仮想通貨の売買もビットコイン以外は停止しました。

 同日深夜に会見を開いたコインチェックの和田晃一良社長は謝罪し、顧客には迷惑をかけないように対応する表明しましたが、具体的な対応については明言しませんでした。

 コインチェックって、テレビで盛んにコマーシャル流している会社ですが、実は顧客から預かった仮想通貨を含む資金を自己資金と分別管理する資金決済法を満たしていない「みなし業者」で、技術者不足から安全対策が十分にされていなかったと言う事です。

 発表を受けて仮想通貨の多くが値下がりしており、被害は盗まれたNEMだけでは済んでいません。