人気高いフランシスコ法王

 ローマ法王庁が2日に発表した所によると、ローマ法王フランシスコが昨年3月に就任して以来、昨年末までにミサなどでバチカンを訪れた信者らは約662万人に上り、前法王ベネディクト16世が在位中だった2012年の約230万人を大きく上回ったそうです。

 日本でローマ法王と呼ばれますが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨しています。この教皇は、キリスト教の高位聖職者の称号ですが、カトリック教会全体の首長という宗教的な地位のみならず、ローマ市内にある世界最小の独立国家バチカンの首長という国家元首たる地位をも担っています。
 フランシスコは第266代ローマ教皇で、ベネディクト16世が2013年2月28日をもって生前退位したことを受け、その後継を選ぶために同年3月12日より実施されたコンクラーヴェで選出されました。アルゼンチン出身で、史上初のアメリカ大陸出身の教皇であり、イエズス会出身の教皇でもあります。

 貧困問題を抱える南米出身で、会見では「私は貧しい人々による貧しい人々のための教会を望む」と述べるなど、庶民派の教皇として人気が高いのだそうです。また本人は選出以降、自ら「教皇」を名乗らず、一貫して「ローマ司教」の呼称を用い、教皇紋章の装飾のある伝統的な教皇の椅子も使用していないそうです。

中国、EUへ報復措置

 EUが中国製太陽光発電パネルに反ダンピング(不当廉売)関税を課すのに対抗して、中国政府はEU産ワインの反ダンピング調査をする報復措置に出ました。

 中国は、EUのワインが中国で不当に安く販売されているとして、反ダンピング調査を始めると発表。商務省は「EUからの輸入ワインが、ダンピングや補助金などの不当な商慣行を通じて入り、中国のワイン生産に打撃を与えた」としています。
 中国はフランスのワインやスピリッツの3番目の輸出市場。2012年に輸出されたヨーロッパ産ワイン7億6300万ユーロのうち、中国向けは5億4600万ユーロを占めます。ボルドーワイン生産量の10%以上が輸出され、金額では15%以上を占めており、フランスの中国へのワイン輸出は、2007年から6倍に伸びています。

 欧州委員会は6月4日、中国製の太陽光パネルが不当に安い価格で輸入・販売されている問題について、同製品に反ダンピング(不当廉売)課税を導入すると発表していました。ドイツなど、中国市場で利益を挙げている国は報復を恐れて課税に慎重でしたが、欧州委は域内の企業が不当な競争条件によって被害を受けていると判断。税率は当初2カ月は11.8%とし、中国側の対応がなければ平均47.6%に引き上げられます。
 中国からEUへの太陽光パネルの輸出額は2011年実績で210億ユーロ(2兆7000億円)で、最大の輸出市場。中国は同課税について保護主義だと批判していました。

フェイスブック利用者10億人突破

 交流サイトの世界最大手であるフェイスブックの発表によると、同社のサービス利用者が10億人を超えたそうです。

 10億人と言う事は、世界中で7人に1人が利用している計算になります。フェイスブックは5億人に到達するまでには6年かかりましたが、その後ほぼ2年で倍になりました。
 フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者は「10億人の交流を支援できるのは素晴らしい。自分の人生の中で何よりも誇りに思う」と語りました。

 フェイスブック(Facebook)は2004年にアメリカ合衆国の学生向けにサービスを開始したソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)で、当初は学生のみに限定していましたが、2006年9月26日以降は一般にも開放されています。日本語版は2008年に公開されており、13歳以上であば無料で参加できます。ただし実名登録制となっているため、個人情報の登録が必要となっているのが特徴です。
 公開後は急速にユーザー数を増やし、2010年にサイトのアクセス数がGoogleを抜いて話題になると、2011年9月にはユーザー数が8億人を超え、世界最大のSNSになっていました。