ねじれ解消

 21日に投開票が行われた参議院選挙で、自民党と公明党の連立与党が圧勝、合わせて135議席となり参議院でも過半数を獲得、ねじれの解消に成功しました。

 自民党は31の1人区全てで候補を立て、29勝2敗と圧倒的な勝利を収めました。一方、民主党は逆に1人区で全敗し、東京選挙区では議席0に終わり、改選44議席から大幅減の17議席。1998年の結党以来、最少の獲得議席となりました。これで民主党は歴史的大惨敗を喫した衆議院選挙、そして東京都議選挙に続いて参議院選挙でも大敗、完全に有権者からは見限られた形です。

 海江田代表は「3年3か月の政権運営の中で国民の失望を招き、その不信感がまだ、ぬぐわれていないことが大きな原因だ。民主党全体を力強くしていかなければいけない」と語りましたが、あれだけ失政をくり返して失った信用を1年もたたずに取り戻せるはずもないでしょう。だいたいこの選挙でも、候補を一本化するため直前に公認を取り消し、さらに菅元首相が公認を取り消された候補の応援に回るなど、相変わらず組織として機能しない姿を見せつけられれば尚更です。

 見限られた、と言えば小沢一郎率いる「生活の党」も同じく。改選6議席を上回る2けた議席の獲得を目指したものの、小沢代表の地元である岩手選挙区で公認候補が落選するなど議席ゼロにおわる惨敗。また「みどりの風」も改選4議員が全員落選、政党要件を失いました。

2012年度版エネルギー白書

 政府が14日に閣議決定した、2012年度版の「エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書)によると、安定供給やエネルギーコストの低減を含めた「責任あるエネルギー政策」を構築する重要性を指摘した上で、民主党が掲げた「2030年代の原子力発電所稼働ゼロ」をゼロベースで見直す安倍政権の方針を示したそうです。

 白書は、民主党政権が策定した「革新的エネルギー・環境戦略」の原発稼働ゼロ政策について、「具体的な根拠を伴わず、原発立地自治体や国際社会、国民に不安や不信を与えた」と批判する安倍首相の国会答弁を引用しています。また「原発の新増設を認めない」とした民主党政権の方針に関しても否定的な見方を示しました。

 原発ゼロを目指すなら、代替エネルギーを実用化してからにしてもらわないと、毎年夏と冬には電気の心配をしなければならないし、燃料代で貿易赤字は膨らむ一方。原子力発電を止めて安全になっても、日本がつぶれたら意味が無いと思うのですが。

ネット選挙運動解禁

 インターネットを使った選挙運動を解禁する公職選挙法改正案の修正に、自民党、民主党、みんなの党などの各党は大筋合意しました。

 修正案は自民党、公明党、日本維新の会の3党が共同提出した法案の付則に、電子メールを使った選挙運動について「次々回の国政選挙における解禁について適切な措置が講ぜられる」との文言を追加するものですが、単なる先送りでしかないようにも見えます。
 その他夏の参議院選挙でのネット選挙解禁に向け、運用指針を作成することでも各党は一致しました。これらの法案修正は民主党とみんなの党に配慮したもので、これによって両党は11日に行われる予定の衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会での採決で賛成する意向を示し、生活の党なども賛成の方向です。これで同法案は12日の衆院本会議で可決、参院に送付される見通しで、どうやら次の参議院選挙からネット選挙が解禁されるようです。

 ネット選挙、と言う言葉が出てから何年でしょうか?。やっと実現が見えてきました。