中国でアフリカ豚コレラ拡大

 中国の遼寧省で8月に初めて発生が確認されたアフリカ豚コレラの感染が、他の5省に拡大。これまでに3万8千頭の豚が殺処分されたそうです。

 アフリカ豚コレラは1912年にケニアで初めて報告されたウィルス感染による伝染病で、豚やイノシシに感染します。人間には感染しませんが、感染力が高く急性の場合は致死率100%とも言われます。口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザと並び、悪性家畜伝染病に指定され、ワクチンは存在せず、対策は殺処分しかありません。

 2007年にロシアで確認されてから、東欧を中心にヨーロッパ15カ国で感染が確認されています。これまでアジアでは発生が確認されていませんでしたが、いきなり世界一の豚肉生産国である中国で発生しました。

 もし封じ込めに失敗すれば、東南アジアや朝鮮半島、そして日本にも上陸する恐れがあります。しかし、5省に拡大している時点で、既に封じ込めには失敗しているような気がします。最悪の事態に備えた方がいいかもしれません。

EUで「一般データ保護規則」が施行

 欧州連合(EU)で、大幅に個人情報保護を強化した「一般データ保護規則(通称GDPR)」が25日に施行されました。

 この規則の施行により、EU域外へ個人情報などを持ち出すことが原則として禁止されます。対象となるのはEU加盟国と、ノルウェーなどEU周辺3カ国の個人。例え対象域外の企業であっても、域内にサービスや商品の提供を行っていればGDPRが適用されます。

 ただし、情報の域外への持ち出しには例外があり、アメリカや一部の国と地域は除外されています。日本は現在持ち出しを認めるよう、EU側と協議中です。

 ヨーロッパは昔から、この手の規制が厳しい傾向があります。EUが結成されてからは特にその印象が強い。イギリスがEU離脱を決めた理由の一つが、規制の多さ、でした。

 ただ、個人情報の保護は日本ももっと厳しくして欲しいですね。聞いた事もない会社から、マンション購入の勧誘電話がちょくちょくかかってくるのですが、向こうはこっちの電話番号と名前は勿論、年齢も把握しているようで。個人情報流出しまくり状態です。

コインチェク、仮想通貨580億円分が流出

 26日夜、仮想通貨の 大手取引所「コインチェック」が外部からの不正アクセスを受け、約580億円分の仮想通貨が盗まれたと発表しました。

 仮想通貨は数百種類あると言われますが、コインチェックで扱っているのはその内13種類。盗まれたのはNEMと言う仮想通貨で、全て顧客から預かったものです。

 同社によると、不正アクセスは26日の午後3時頃から複数回に渡って行われ、預かっていたNEMのほぼ全額が流出したと言う事です。不正アクセスに気づいたのは8時間後で、急激に残高が減少している事で発覚したそうです。

 NEM以外の仮想通貨には被害が確認されていないと言う事ですが、同社は27日から全ての通貨について出金を停止、仮想通貨の売買もビットコイン以外は停止しました。

 同日深夜に会見を開いたコインチェックの和田晃一良社長は謝罪し、顧客には迷惑をかけないように対応する表明しましたが、具体的な対応については明言しませんでした。

 コインチェックって、テレビで盛んにコマーシャル流している会社ですが、実は顧客から預かった仮想通貨を含む資金を自己資金と分別管理する資金決済法を満たしていない「みなし業者」で、技術者不足から安全対策が十分にされていなかったと言う事です。

 発表を受けて仮想通貨の多くが値下がりしており、被害は盗まれたNEMだけでは済んでいません。